愛着について(その1)~愛着とは何か~

どうもこんにちは!

秋田県・東北地方でリトリーブサイコセラピーという心理セラピーを使って、生きづらさや家族・家系問題の解決をサポートしている心理セラピスト・中川ひろゆきです。

 

先週はバレンタインデーがありましたね!

僕は、妻と娘からチョコレートをもらいましたが、何歳になってもチョコをもらうとうれしいですね!

チョコは何個か食べた後に、どういうわけか次の日になると数が激減しているのですが・・・

 

バレンタインデーのチョコレート

 

さてさて、今日のテーマは「愛着について(その1)~愛着とは何か~」です。

 

みなさんは、「愛着」という言葉を「慣れ親しんだものに深く心が引かれる」という意味で、「愛着がわく」などの使い方で馴染みがあると思いますが、

 

今日は、心の領域における「愛着」について、記事にしていきますね。

 

それではなぜ、「愛着」について取り上げるのかというと、

 

それは、

 

うつや不安障害、アルコール・薬物・ギャンブルなどの依存症、境界性パーソナリティ障害や過食症といった精神的なトラブルの背景としてだけでなく、

 

虐待、ネグレクト、ひきこもり、非行、犯罪といった、さまざまな問題の背景としても考えられているためです。

 

昨今では、発達障害の背景にも、実はかなりの割合で愛着の問題が関係しているとも言われていますね。

 

いつもは、表面に現れる精神的なトラブルや問題行動に注目が集まるのですが、

 

今日は、

 

それらの背景にあって、重要な要因として働いている「愛着」というものがある。

 

ということをお伝えしようと思って記事にしています。

 

 

ではでは、

「愛着」とはどういうものなのでしょうか?

 

精神科医の岡田尊司先生は、その著書のなかで「愛着」について次のように説明されています。

人間が幸福に生きていくうえで、もっとも大切なもの-それは安定した愛着である。

愛着とは、人と人との絆(きずな)を結ぶ能力であり、人格のもっとも土台の部分を形造っている。

人はそれぞれ特有の愛着スタイルをもっていて、どういう愛着スタイルをもつかにより、対人関係や愛情生活だけでなく、仕事の仕方や人生に対する姿勢まで大きく左右されるのである。

引用:2011年 光文社新書 岡田尊司 「愛着障害 子ども時代を引きずる人々」 3P

そうなのです。

 

「愛着」とは、人と人との絆(きずな)を結ぶ能力であり、

その人の人格の土台となっているものなのです。

 

そして、

人と安心感・信頼感を持ってつながっていく能力

であり、

人との関係性を上手に育んでいく能力

であると思います。

 

 

人と人が愛を持って手をつなぐ画像

 

「愛着」が安定しているかどうかは、その人の人間関係、恋愛、結婚、子育てや仕事の仕方、心身の健康まで、人生全般に影響を与えます。

 

人間が幸福に生きていくうえで、もっとも大切なものと言ってもいいものなのですね。

 

安定した「愛着」に恵まれた人は、人間関係でも仕事の場面でも、しっかり自己主張できると同時に不要な対立をすることもなく、困ったときには助けを求めることができます。

そうして上手に自分を守ることができるので、ストレスからうつになることも少ない傾向にありますね。

 

 

それでは、「愛着」とはどうやって形成されるものなのでしょうか?

 

愛着の形成は、「抱っこ」からすべてが始まります。

 

お母さんが赤ちゃんを抱っこする画像

子どもは、しがみつき、つかまらせてもらう行為である「抱っこ」をされて、

肌と肌が触れ合うことで、ぬくもりを感じ、安心することができるのです。

 

「自分は守られている」

「自分は守られて当然の存在だ」

「お母さんは自分を助けてくれる」

 

と、子どもは自分という存在を感じることができるのです。

 

この感覚がそのひとの、自分や他人に対する信頼感・安心感につながっていきます。

 

これは、人と人とが関わって生きていく人生において、とても大切な感覚ですよね。

 

これを頭で理解しているだけではなくて、体の感覚で腑に落ちているということが重要なのですね。

 

この「抱っこ」というスキンシップをしてもらうことによって、それが子どもの安心安全の原点となり、「愛着」もそこから育っていくのです。

「愛着」の形成には、「抱っこ」をはじめとしたスキンシップが重要なのですね。

 

 

そして、「愛着」の形成にとって、もうひとつ重要な要素があります。

 

それは、

 

「愛着」が特別に選ばれた存在との絆

 

だということです。

 

「愛着」とは、

ある特定の存在(愛着対象)との特別な結びつきなのです。

 

たいていの場合は、お母さんが愛着対象となりますね。

 

お母さんが赤ちゃんを抱っこする画像

 

お母さんなど特別に選ばれた存在(愛着対象)との、

他の人では代えのきかない、

目に見えない特別な絆が存在します。

 

これを、

 

「愛着の絆」

 

といいます。

 

「愛着の絆」がしっかり形成されると、半永久的に持続されます。

 

どんなに遠くに離れようとも、どんなに時間が経過しようとも、維持されていくものです。

 

あなたの「愛着の絆」はどうなっている気がしますか?

 

しっかりお母さんなど愛着対象とつながっている感じはありますか?

 

ハートの上に並ぶ母と子の画像

「愛着」の形成は、新生児の時からすでに始まり、生後6か月から1歳半くらいまでが、もっとも重要な時期とされていて、「臨界期」と呼ばれています。

 

そして成長していくなかで、親を始めその子にとって重要な他者との間で、愛着パターンが積み重ねられていきます。

 

10代初めのころから、その子固有の愛着パターンが次第に明確になっていき、成人するまでには、愛着スタイルとして確立していきます。

 

この愛着スタイルは、将来にわたって変わらない傾向を持ち、特に幼い頃に身に付けたものは、7~8割の人で生涯にわたり持続していきます。

 

それでは、

「愛着」が傷ついてしまった時には、その人に何が起こるのか?

そして、

「愛着の問題」が、非常に多くの人に関係する問題だということ

 

について、また次回に続きとして書きますね!

 

僕は4月からモニター募集を始める予定で、ただいま準備中です!

 

心理カウンセリングや心理セラピーを受けてみたい方がいましたら、ぜひ体験しに来てくださいね!お待ちしております!

 

ではではまたね~(^^ゞ